今日も壁打ち

ある日突然Snow Manに魅せられて

ボイスドラマという玉手箱⑥超個人的考察

いよいよ最後です。

 

9.ラウール「朝の教室で」

いつもより早く学校に来たラウール、教室に入ると好きな子が先に来ていて勉強している。人気のない早朝の静かな教室で好きな子と二人きり。ちょっと緊張気味に話し始める。

 

いいですね、リアル高校生ラウール君演じる学生。今だからこそ感じられるリアルさ。そしてハニレモの界くんとは違う、ごく普通の高校生男子と思われる設定。

 

このお話の設定ですが、彼女がひとり朝の教室で勉強しているところにラウール君が登校してくるんだけど、偶然じゃなく、ひとりの時を狙って登校してきたような気もするんです。彼女ともっと話をしてみたかった、もう少し仲良くなりたかったとかが動機じゃないのかななんて。

 

何気ない会話にも思えるけれど、「いつもうるさい所に2人きり」なんて、鋭い子ならばちょっと意識してしまうような言葉を言っちゃうんですよラウール君は。実は策士ですか?

 

その後も彼女に文系理系どちらに決めたか聞いていて、文系と言われたら明らかに理系なのに文系もアリかななんてちょっとキョドりながら言い出しちゃったり。同じクラス同じコースに進みたいアピールしてる訳ですよ。
しかも最後に彼女に「英語苦手だから教えて」って言ってるのに文系もいいななんて辻褄合わないんですよね、彼女の近くに居たいというのがバレバレ。


でも、彼女はちょっと鈍感でそれに気付いておらず、文系もいいと思った理由を聞いてもピンと来ない彼女にモニョモニョ誤魔化してしまうラウール君がとても可愛くて。
なかなか遠回しのアピールに気がついてもらえない感じ、いいですね青春だなぁ。

 

そうこうしていると、ほかのクラスメイトが登校してくる足音が。そこで誰かが来る前に苦手な英語を放課後に教えてと頼むあたり、ラウール君は機会があればこう言おうと頑張って考えていたのかなと。

そこから急に「2人で居たら何か言われるかな?」なんてまた2人をアピール。「俺は別に構わないけど」なんて言ってるのに、それでも鈍感な彼女にまたモニョモニョ返事してしまうというね。

でも最後は2人だけの秘密ね、なんてまたドキっとする事はハッキリ言っちゃうんですよ。くぅーって。彼女が早く気づいてくれたらいいのに、なんて思いながら聴いていたらこの2人が可愛くてたまらなくなっちゃうんですよね。
いいなぁ、恋愛未満の2人。これからって感じがしてとても良い。

 

ボイスドラマ最後のラウール君のこのお話、そのまま円盤リピートで聴くとまたハロハロが始まるんですけど、お話の余韻がまたあの曲の良さを引き立ててくれる気がします。

 

 

まとめ

長い長い考察文を読んで下さった方ありがとうございます。かなり久しぶりにこんな長文を書き連ねました。

冷静に考察できたお話もあれば、妄想が止まらなくなってしまったお話もあったり、どう頑張っても考察に到らなかったお話もありましたが、これを考えながらあーでもないこーでもないと書いている最中は、お話に思う存分のめり込んで非常に楽しませてもらいました。

ボイスドラマという玉手箱と題したのは、あまり深く考えず書き出したら、禁断のものに手を出してしまった感覚があったのでそう書いてみたわけです。

開けてみたらもくもくと煙が出てくる代わりに、メンバー演じる役柄も相まってドキドキとモゾモゾと可愛さとカッコ良さと絶妙な色気が出てきちゃって、老けるどころかその逆の気持ちにさせてもらったし、また新たな沼が目の前に開けたような気もしています…😂

 

以上、個人的な主観と個人的な嗜好が導きだしてしまった好き勝手な考察でした。