今日も壁打ち

ある日突然Snow Manに魅せられて

ボイスドラマという玉手箱⑤超個人的考察

続きます。

 

7.阿部亮平「一日の終わりに」

もしもーしの阿部ちゃんのくぐもった声から始まる、電話越しの会話。しばらくの間、お互い離れた場所にいて会えなかったであろうやりとり。来週には帰れるらしく、ようやく会えるその日が待ち遠しい二人のお話。

まず設定を考えたときに、この二人は遠距離恋愛なのか出張なのかと考えると、来週帰るという台詞から出張なのだろうと。

さらにもう少し深く考えてみると、数日の出張というよりは、なかなか気軽に行き来できない海外への長期出張だとしたら辻褄が合う気がする。
時差の都合などもあり、電話するタイミングもなかなか難しいのではないかと。

これは冒頭の「電話遅れてごめんね」の台詞や彼女の休みの日に電話してる事から推測。「帰ったら最初に何したい?」なんて、もし頻繁に連絡とれていたら聞かないであろう質問に思えるし、この電話も久しぶりだったのかなと。(もしかしたら、彼女もシフト制のお仕事だったりして)


そもそもこのお話、電話越しの会話という設定がとても良いんですよ。しばらく会えていないので、会いたい想いが募る台詞とか。帰ったら最初に何をしたいかという話になり「俺はとにかく一緒に居たい、並んで座ってくだらない事とかずっと話していたい」って言っちゃうの、素直に気持ち伝えてくれてるのたまらないんですよね。甘いよ阿部ちゃん。

 

その後の会話で「一緒に居てこんなに心地いい人っていない、運命の人ってこんな感じなのかな」って、言い方はとっても爽やかなんですけど、受けとる側はもう重めのパンチもらっちゃうぐらいのインパクトある事をサラリと言ってのけちゃう阿部ちゃん。しかも「俺が勝手にそう思ってるだけかな?」なんて、彼女も同じ気持ちだって自信があるから言えると思うんです。結構この質問するの怖いと思うんですよ、なのに彼女の気持ち確認しちゃうメンタルの強さ、恐るべし。

まあそれもこれも、恐らくこの二人の関係性がそこまで言わせるくらいのものなのかなとも受け取れるわけですよ。「俺には弱音吐いてくれるようになったけど」の台詞からお付き合いが長いのかなと思わせられるし。

 

電話だからこんな事言えちゃうのかななんて無邪気に言ってますが、もう運命の人確認しちゃうとか、結婚の二文字が頭を過りますから。
しかもその後「したいことまだあった、めちゃくちゃずっとぎゅーってしたい。触ってたい」って・・・もう無理。はい無理。急に酸素が薄くなるんですけど。


阿部ちゃんの言い方が優しくふわっとしてるからマイルドに聴こえるけど、聞き方によってはエロい。私が邪なだけなんですかね?

阿部ちゃんマジックにかかって可愛く聴こえがちなんですけどね、結構際どいとこ攻めてると思ってます、私は。(こんなこと言うと阿部担さんに怒られるんだろうか・・・個人の見解です妄想ですので許して。)

 

その後、お天気の話はじめちゃってお茶を濁してますが、ごまかされませんよ阿部ちゃん。

 

8.深澤辰哉「眠る前に」

ソファでうたた寝している彼女を起こすところから始まり、仕事で疲れた彼女をひたすら癒そうとする彼。とにかく優しくて甘い二人のとある夜のお話。

9つのボイスドラマのなかで、このお話が一番危ない気がしてならないんです。考察するのも危険な気がします。なぜなら、深澤さんだから。
このお話だけは、実は何回も聴くのはしんどいんですよ、うっかり深澤さんに溺れそうで。
本人の無意識下の漏れでる魅力に溢れてるんですよ。とにかくヤバイ。深澤さんがリアコと呼ばれてるのわかる気がしました。
語彙力なくなるレベルなんですよ。
深澤担さんは、これ取り乱さずに聴けたのでしょうか。こっそり教えてほしい。

一旦深呼吸。
とにかく、このお話については聴き直しせず私の記憶を頼りにすすめていきます。

 

ここのところお仕事が忙しい彼女がソファでうたた寝してしまったので、起こす深澤さん。もう歩けないって甘える彼女にお姫様抱っこでベッドまで連れて行くなんて言い出しちゃう。
ずっと深澤さんの声のトーンもふんわりした声で最初からずっとヨシヨシされてる気になるんですよ。包み込む感じの優しさに溢れてる。


頑張ってる彼女をねぎらい、ご褒美で何でも言う事聞いてあげると言い、腕枕、頭ポンポンのリクエストもサラっと応えてあげちゃったりする。めちゃくちゃ甘えさせてくれるんですよ。なんて素敵な彼氏さんなの?

自分のことより彼女を優先できる余裕のある状態なのかもしれませんが、終始大事にされてるの感じられるという。


ああいいな、この二人の関係性・・・なんて思っていたところに、最後の「俺のこと大好きなところ」の囁き声で息するの忘れてしまうんですが。

トドメは「どっか行こーね」のあの言い方。もうダメだ・・・もう抗えない。

 

とにかく深澤さんのあの柔らかい声を聴いてるだけでどうにかなりそうなのに、設定まで甘い。甘いの好きなんです、好きなんですけどこれはダメだ。崩れ落ちますよ。

 

深澤さんって「深夜の電話したら惚れるからダメと言われていた」という学生時代の逸話を持っている人らしいのですが、なるほど頷けるんですよね。これも夜に聴いちゃいけないやつ。ボイスドラマなのに、設定ってわかってるのに、そんなの忘れてうっかりフォーリンラブしてしまいそうで。

このキャラ演じてるだけなんですよ、なんだけどどこまでも優しさの塊みたいなこの設定の人が、すのチューブとかインタビューとかにたまにみせる深澤さんその人と重なるよな錯覚に陥ってしまいそうで。
さわるな危険。取り扱い注意。

 

深澤さん、照れ屋さんなのかなと思う節があるんですよ。すのちゅーぶとかだと甘さを敢えて誇張したりして笑いに持っていっちゃう。
だけどこれは脚本ありきで演じてくれてるのでちゃんと最後まで甘さを通してくれてる。そこがまた・・・

 

何故だか深澤さんへの沼落ち過程を晒してしまったような文章になってしまった。
このお話を思い出して書いていたら動悸が…もはや考察は無理。ギブアップ。

 

続きます。