今日も壁打ち

ある日突然Snow Manに魅せられて

絶賛Maniaってます。

待ちに待ったSnow Manの1stアルバム「Snow Mania S1」が9/29に発売された。

数週間前からユニット曲が一曲ずつ解禁されたり、ラジオで一曲ずつ解禁されたり、

公式サイトの試聴が次々に増えたりと情報は小出しにされていたけれど、やっぱりアルバムとして全体を通して聴くのを楽しみにしていた私。

他の人の感想とか全く入れないよう、Twitterの推し垢も開かないまま全曲聴いてみて感じた今の気持ちを書いておこうと思う。(聴き込んで時間が経つにつれて感じ方も変わったりするので、この時の記録として。)

 

私はアルバムの曲順は大事だと思っている。

もちろん好きなように聴いていいとは思うけれど、私のこだわりは最初はこの曲順で一枚通して聴き込むこと。

なぜなら作り手の意図や、曲順のこだわりが詰まっているはずで、このアルバム1枚で1つの作品だと思うから。

しかもこれは満を辞してのデビューアルバム。

1枚目のアルバムってバンドとかだと大概が高い評価を受ける1枚になったりする事が多い。1枚目は名盤になるという説もある。

デビューして世の中に初めて出すフルアルバム、作り手の思い入れもあるだろうし、これが代表作ですって堂々と出せる1枚を作りたいはずだし。シングルで出来なかった事もどーんと出してて欲しいという期待をしてしまう。

 

というわけで、発売してから数日聴いただけだが、曲順を意識しつつ感じたことを書いて行く。

 

1曲目 D.D.

デビュー曲を一曲目に持ってくるのはやっぱり当然と言えば当然かと。

これがまさに始まりの曲だから。

何回聴いたかわからないけれど、何回聴いても飽きないし大好きなデビュー曲。

♪淘汰の先にある未来へ。♪

そして未来へ続いていく。

 

2曲目 EVOLUTION

この並びがとてもいい。

デビュー曲に続くのがこのアルバムのリード曲という盤石な布陣。

しかもアルバムのリード曲として発表されたタイトルが「EVOLUTION(進化)」である。

 

♪ほらついてきな♪

♪新たなる幕開けさ♪

まだまだ進化は止まらないし先を目指すよ、という決意表明と受け取っていいですか。

 

3曲目 Sugar

ラジオで解禁されたりして聴いてはいたけれど、フル尺でしかもアルバムのこの並びで聴くと更に更に良かった!私がめちゃくちゃ好きな曲。

そして1,2曲目の次がこの曲で意外性があっていい。

バチバチにかっこいいEVOLUTIONからの対比。

進化を歌った曲を聴いたその直後に、もう新たな表情を見せてくる並びに唸らされる。

こんな大人な曲も出来るんですよってニヤリとされてる感じ。

この曲についてはまた別に語りたい。

 

4曲目 KISSIN’ MY LIPS

Sugar からの KISSIN’の流れもいい。

こんな色っぽい曲もできますよ、こんな僕たちどうですか?って問われてる感じ。

そしてそんな曲達にまんまと酔わされる。

 

そこからの

5曲目 Infighter

俺たちやるぜ、やってやるぜ!な曲。

まさかのサビがNananaのリピート、段々と声が重なっていき繰り返されるメロディと一度聴いたら忘れられない独特のメロディライン。

一定のビートが繰り返されるこの曲、多分トランスというジャンルだと思うのだが、このビートの繰り返しは中毒性が高い。

ライブでのパフォーマンスも想像つかなくてワクワクさせられる一曲。

 

6曲目 TIKI TIKI

深夜に地下のクラブで踊っていたのに、急に手を引かれて外に出ると明るい太陽の下、短パンTシャツサンダルで出かけようという感じに。一気に違う世界に連れて行かれる。

私は聴いていて海沿いを仲間とドライブしている様子が勝手に浮かんでくる。

賑やかでウキウキと心が躍る、ひとりじゃない感じがする曲。

 

7曲目 Grandeur

さっきまでのウキウキ感はどこへ?

ここでまたシングルからの曲。私の沼落ちの曲でもある。

めちゃくちゃ聴いてるんだけど、アルバムの並びで聴くとまた趣が違って聴こえてくる不思議。TIKI TIKIからの流れだとカッコよさが増す感じ。

私の脳内でさっきまでワチャワチャしてたはずの人達が急に衣装を身につけステージに上がって、スイッチが入って別人のように急にバッチバチにカッコよく歌い踊っている。

 

8曲目 Super Sexy

バチバチにカッコいいまんまの流れでこの曲につながるのがとてもいい。この世界観に気持ちよく連れて行ってくれる。

オトナかっこいい曲。個人的にこちらも好きな曲。聴いていると身体が揺れる。

曲がSexyでカッコ良くて大人の色気溢れる感じ。

なのに歌詞が甘い、彼らの歌声も甘い、その甘さも含めて好きだ。

たまらなく好きな世界観。少し前までの少年ぽさはどこへやら、曲の色気に酔わされる。

 

そこからの9曲目 Delicious!

またもギャップですよ。振り幅がえげつない。

アイドルですから可愛いくて弾けててPOPなのはもちろん出来ますよ、な1曲。

タイアップ曲だしCMとの兼ね合いもある曲だけど、どんな方角からも僕たち行けますよ!って笑顔で言われてる気がして全面降伏。

Super Sexyの甘さで溶けて無くなりそうだったからこういう曲で我に返らせてくれてむしろ有難い。一転Happyな気分にしてくれる。

私も一緒にHi-Fiveしたい!

 

10曲目 HELLO HELLO -Movie ver.

 

ああ可愛かった!と思って一息ついたら

ストリングスの美しい音色がサビの主旋律を奏で、これから何か始まりそうな盛り上がっていくメロディラインに誘われる。

そこから始まるハロハロがまたいい、映画を思い出す。そして笑顔で踊ってるメンバーが浮かんでしまいつい笑顔にさせられる。

 

11曲目 Be Proud!

疾走感のある出だしで始まる、これまでとまたテイストの違う元気いっぱいな8ビートのRockナンバー。

歌詞の雰囲気とかナミヲと同系統な感じがする。8ビートのドラムのリズムが高揚感を煽ってくる。

そして歌詞もまたしかり。この曲順で聴くととても心地よい流れがあって、一緒に歌うと尚更気分がアガる曲。

 

12曲目 GRATITUDE

アルバム終盤にかけてDelicious!、ハロハロと上がり続けた気分をBe  Proud!で弾けさせた後の締めくくりの曲。このアルバムの総まとめ。

発売前に試聴した時は最初のテンポ遅めの部分のサビの切り取りだけだったけれど、

今こうして通して聴くと途中からのテンポアップがあって印象が変わった。

歌詞はストレートで、ファンへのメッセージと受け取れる内容で。試聴の時、正直直球は別にいいよって思っていたけれど、前言撤回。

 

今の彼らのまっすぐな想いを乗せてくれたのかなと。

それはいつも他の媒体でも充分伝えてくれてるんだけど、それでもこうして形にしたかったのかななどと考える。

70曲程あった候補の中から選ばれた曲と思うとまた感じ方も変わるし、これでこのアルバムを締めくくりたかったということにも意味があると思えてならない。

だから素直にその気持ちは受け取りたい。

こちらがありがとうって言いたいんだけどな、ほんとはね。

 

 

総括

9人いる強みを感じる事が出来て、色んな面色んな色を表現してくれて、誰かにどの曲かはきっと刺さるようなそんなアルバムだと思う。

彼らの月1のブログでいつも溢れる思いをいっぱいいっぱい書いてくれていたのと同様に、このアルバムも溢れる思いが詰め込まれてる気がした。

テイストの違う曲も、ユニット曲も、自分たちのやりたい曲も盛りだくさんで、何よりきっとこちら側のことをかなり意識してくれているんだろうなと。

それが見えてくるアルバムだと思う。

そしてライブなどでパフォーマンスする姿をますます見たくなってしまった。

(是非とも配信してくれるのを期待しています。)